堂本剛 ソロツアーで異例の告白

KinKi Kids堂本剛が5日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで2ndソロライブツアー「First Line」の最終公演を行った。ステージの途中、剛は自らが人間不信であったことを赤裸々に告白。いきなりの出来事に“剛コール”で沸き上がっていた会場は一時騒然となったが、剛の語りが始まると水を打ったようにシーンとなった。スーパーアイドルの異例の告白に、ファンは戸惑った表情も見せていた。9曲目の「誰かさん」を歌い終えた後だった。剛はいきなり「はい、みなさん座りましょうか」と会場のファンを座らせた。突然の呼びかけに会場は一時騒然となったが、剛はかまわず静かに話し出した。「素敵な人もたくさんいるし、素敵とはいえない卑劣な人もたくさんいる。それを愛するのはホントに難しかった」と自らの苦悩を告白。さらに、「人は注目してるときは頭をなでるけど、されないときは思いっきりパンチしてボコボコにする。人に対する悲しいことばかりで、そうゆうときに歌と向き合って現実に耐えてきた」と、溢れてくる感情を必死に抑えながら語りかけ続けた。つらい過去があったかのようにもとれるが、具体的には明かさず、「このツアーを通して、(バックの)メンバーに会えたおかげで、人というものを信じてみてもいいのかなという気持ち、人は素晴らしい生き物なんだということを教わりました。生きててよかった」と意味深長な発言を交えつつ、自身の生き方についての持論を15分以上も熱弁した。内向的な一面もあるといわれる剛だが、このようなMCはジャニーズ系アイドルのライブでは珍しい。この日のライブの演出は、すべてセルフプロデュース。11人のバックバンドやダンサーもすべてジャニーズ以外という異例のライブで、“アイドル剛”ではなく、自ら作詞作曲した歌を前面に押し出した“ミュージシャン剛”を強調したステージとなった。会場には相方の堂本光一の姿もあった。(サンスポより)
剛くんって繊細な感じするもんね。身体的には過呼吸で大変だった時もあったみたい。がんばれ剛くん!