「世界の中心で、愛をさけぶ」#03:永遠の別れ

■感想追記:鑑賞2回目(^o^)
原作と違う展開。祖父の死。先週の予告の段階ですでに「これからどうなっちゃうんだろう」って思っていたけど・・・。ふとした瞬間に「あ、そうだ、もういないんだ」って気づくとか、自分はその人にどれだけ愛されていたのかを実感するとか、そういう、誰にでも起こること="多くの人が感じるワンシーン"や、"その瞬間"の描き方が良かった。
大切な人を失うことを身をもって知ったサク。でも、おじいちゃんを失った時、そこにはアキがいてくれた。でも、アキを失ったとき・・・サクは大切な人を失うことの辛さを知っているからこそ喪失感もあっただろうし、何よりそのとき本当に自分を理解してくれる人がその傍らにいなかったことが17年間もアキを忘れられずにいたのかもしれない。
でも、見方を変えると、サクがアキを想い続けることで廣瀬亜紀というひとはずっと生きていた、というか、生かされていたんじゃないかな・・・。アキはなんて幸せな女性なんだろう。って思いました。
人間の幸せなところでもあり、ずるいところが「忘れることができること」だと思うのですが、そういう意味では大人になったサクは、現実から逃げているだけじゃんという考え方も否めないけど、「忘れないことの大切さ」を実感できる人でもあるということにもなるわけで。そうだ、忘れないでもいいんだ。と感じた上で、前に進んでいく。というふうになってくれないかな・・・と、今後の展開を祈ってみたり。それだけに、妙に予告の谷田部先生の台詞はとてもひっかかった。
はぁ・・・ほんとに文才ないなぁ・・・上手に書けない・・・(-_\)文才っていうかボキャブラリーの問題よね、これって・・・とほほ