「交渉人 真下正義」ユースケ映画初主演

映画「踊る大捜査線」シリーズでユースケ・サンタマリアが演じる人気キャラを主人公にした新作の製作が決まり台場で開催中のお台場映画王で発表された。タイトルは劇中の役名がついた「交渉人 真下正義」(来年5月公開)。会見に臨んだユースケは「モンスター映画に傷がつかないように。だからといって、遠慮せずにぶつかっていきたい」と真剣な表情を見せた。シリーズの本広克行監督がメガホンをとる。製作にあたるフジテレビの亀山千広プロデューサーは「役者さんが皆忙しくて…一番、そのぉ…スケジュールが空いていたのがユースケだった」と冗談交じりに抜擢理由を説明。映画ではこれが自身にとって初主演となり、真下の衣装を着てやる気満々で登場したユースケは、同氏の発言に「そんな理由だったの?」とズッコケた。物語は前作「踊る2」の事件解決から1年後、東京の地下鉄の最新鋭の1両が何者かに乗っ取られ迷走を始める。乗降客600万人の命が危険にさらされる中、犯人が交渉の窓口として指名してきたのが、ユースケ扮する警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)の真下警視だった、という筋立てだ。脚本は、テレビドラマを含めシリーズ全てを手がけた君塚良一さんの監修のもと、新鋭の十川誠志さんが手がける。注目の共演陣は「他のキャストの方をここで発表するとユースケの名前がかすむんで(笑)」と亀山氏。現在、調整中という。10月にクランクインし12月撮了予定。(サンスポより)